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WORKS
作品制作について思うこと
作品の背景には社会の様々な価値観がある。よって社会の価値観が多様化すればするほどそれを反映して作品も多様化する。
人の持つ世界観には個人的な部分と普遍的な部分がある。作家の表現にも個人的な表現と個人を超えてより普遍的な、より多くの人たちに共有される表現がある。
造形表現には表現手法としての歴史がある。それは、その時々の常識を打ち破って造形表現の領域を拡大深化させてきた歴史である。そして人々に新しい表現の可能性を示してきた歴史である。
新しい表現には、それが新しいと言える根拠が必要である。そして、その根拠となるものはこれまでの歴史の理解の上に成立するものではないか。
美術史についての自分なりの理解として印象派による色彩の解放がある。そして形態を解放する試みとしての立体派がある。しかし形態の解放は未だに道半ばである、と私は思う。
私のささやかな試みはこの形態の解放につきる。
立 体
平 面
インスタレーション
素材の軽さから発泡スチロールを使うことが多い。石素粘土、木を使うこともある。
木製パネルやケント紙、キャンバスにアクリル絵の具を使って描く。
造形作品を中心に時と場所も取り込んだインスタレーション
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